もろづみさんの作品は、お話がすごくしっかりしてて
恋愛の葛藤をすごくリアルに描いているので
重くて苦しくなったりするけど、
読み応えがあってジーンと来る話が多い印象。

でもちょっと、
絵は好き嫌いが分かれそうな気がしますね。
特に各話の扉絵が、抽象的というか哲学的というか。
ちょっと怖いｗｗ

特に第3話の絵は･･･これは一体何だろう？
タコなのか？クラゲなのか？
それとも触手なのか。（読んだ方がいたら意見求む）
色々練られている構図だと分かってはいるけど
初めて見たとき「なんじゃこりゃあぁぁぁ」と思ったｗ


攻は、格闘家でマッチョなキャラなんですけど
昔付き合ってた彼女に包丁で刺されて
しばらく格闘家の道から遠ざかっているという設定。
（なんか現実にもそういうプロレス選手いましたな）

体は大きいけど口下手で
不器用でHも下手で、
それゆえ相手に気持ちが伝わりにくく
互いに想いあっているのに傷つけあって苦しむ2人を
ヤマアラシに例えてる所とかは上手いなーと思うけど
とってももどかしいお話でした。


ラストの、キックボクシングの試合中に
吾妻が泣きながら飛び込んでくるシーンは
すごくありがちなドラマみたいで笑ったけどｗｗ
いつエイドリアンが出てくるのかと･･･


今回は、いい話だったし感動はしたものの
萌えという意味ではあまり私のツボにハマらなかったのが残念。
付き合い始めてからの葛藤じゃなくて
付き合う前の葛藤が見たいのよ私は･･･

マッチョで口ベタで不器用キャラが
恋愛慣れした年上に迫る話が好きな方には
おすすめです☆


エロ★★★
萌えた★★
切ない★★★★
笑える★★
買って良かった★★★


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