表紙とタイトルを見て、とっつきにくいのかなと思いましたが
かわいいお話ばかりで楽しく読みました。
（エロが少ないのがちょっと不満）


■奥津城村の愉快葬
３３歳になったら葬式を行うという
生前葬の風習がある村のお話。
設定は珍しいものの、恋愛のお話は王道といった感じで
幼馴染の２人が再会して
エロい事するストーリーなんですけど
受の可愛さにヤラれました。
なにこれ天使！
付き合ってから初めてお泊りしたのに
手を出されなくて泣いてしまう所とか萌える･･･
方言の告白もすごくいいですね！！


■お巡りさんと狐
お巡りさんが、人間に化けている狐に
洋服買ってあげるというお話。
服なんてどうでもいいから
ラブラブッチュッチュが見たかったなぁ。


■雨のトリセツ
雨乞いのお祭りの風習がある村で
不思議な力を持った男の子のお話。
これはあまりBLっぽい話じゃないんですけど
絵がとても細かくて綺麗です。
でもエロが無いので不満です。（結局それ）


■月に一度のお召し上がり
ヘタレな攻が、月に一度だけ
好きな子を誘って食事をするというお話。
「月に一回しか誘ってこねェし！」って言う
受のツンデレっぷりと
逆に積極的に来られるとビビってしまう
攻のヘタレっぷりがとても良かった。




池玲文さんの作品って
設定が珍しかったり、ダークな話が多い印象ですけど
今回はちょっと凝りすぎてたような気が･･･ｗ
（生前葬っていう設定、もうちょっと生かして欲しかった）

普通にイチャイチャエロエロしている話が
やはり一番萌えますね。
キスシーンとかエロの描き方がとても好きです。
「奥津城村の愉快葬」と「月に一度のお召し上がり」の2本を
もっと掘り下げて欲しかったなー


エロ★★★
萌えた★★★★
切ない★★
笑える★★
買って良かった★★★★


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