僕はね 独りと孤独とは別物だと思ってるんだよ
誰かと寄り添って生きることは 依存とは違う
求めることは人の性だよ
<あらすじ>
郁と恵太は幼なじみ。物心つく頃には何をするにも一緒だったふたりは野球を始めたのも一緒だった。しかし、中学生の頃、恵太は郁をかばって交通事故に遭い、野球のできない体に。ふたり一緒に高校に進学したが、郁は野球部には入らず、恵太を避ける毎日。離れようとする郁に恵太は・・・!?郁と恵太のその後を31P描き下ろした「僕らにまつわるエトセトラ」を収録した初コミックス。
お名前が難しいですが「きゅうごう」さんと読むそうです。
初コミックスから絵がすごく綺麗ですねー。
とても素敵なモノローグが印象的で
少年の爽やかさとか初々しさがよく表現されていて
お話の進め方が上手いなーと思いました。
■いつか僕らは・僕らにまつわるエトセトラ
幼なじみをかばって事故に遭ってしまい、
そのせいで大好きな野球ができなくなった少年の話。
これ、短編にしちゃうの勿体無いなーと思った。
長編でしかもエロがあればすっごく良いと思う!
自分が悪いと、避けたりウジウジする郁に対して
お前は気にしすぎなんだよ!と
一気に距離を縮めようとする恵太の微妙な関係性が良い。
■桜の巡礼
綺麗な顔の優等生と女遊びが激しいチャラ男。
まるで接点が無い二人だけど
優等生が先生とキスしてる所を目撃してしまうというお話。
これ、今後この2人が恋愛に発展していくのかな?
BLのようでBLじゃない終わり方に、ちょっとモヤモヤした。
私はその後のお話が読みたかったなー
もしくは先生×優等生をもうちょっと詳しく!
しかもエロがあればすっごく良いと思う。
すっごい中途半端な所で終わってるのよ・・・
■うつくしい明日
行き倒れた青年を拾って助けたおじさんのお話。
そこから2人の距離が縮まって・・・という
ストーリー自体は王道なんですけど
その青年が学生時代の恩師の息子だった事が分かり
恩師は死んでしまった事を知るという
ノスタルジーな不思議な雰囲気の作品です
そして間に流れるモノローグがまたすっごく素敵で!
「独りと孤独は別物だよ」だって。
さすが先生いい事言うわ・・・
でもエロがあればもっと良かったです。
何回も大きな字で書いてしまいましたが
エロが無いのが残念で仕方ない!
チューまでで終わってしまうのがまた初々しくて良いんだけど
女の子のフェラシーンはあるのに
男のフェラシーンが無いとはけしからん!
この一冊では「ちょっと物足りないなー」という感じの
お話ばかりなので残念なのですが
絵もストーリーも悪くないので
今後がとても楽しみな作家さんです。
長編の作品も出してるみたいだけど、そちらそのうち読みたいと思います。
エロ★
萌えた★★★★
切ない★★★
笑える★
買って良かった★★★
1. 表題作
エロあんま好きじゃない作家さんなのかしら?とか思ってしまう。。。
そして名前の読み方初めて理解しますたww
BL作家さんて一般漫画の方より難しい名前多過ぎくないですか・・・
>chiissさま
すっごい良い雰囲気で、これからエロかな?ってワクワクしてたらそのまま終わってしまったという・・・ww
ここまでナッシングエロだと寂しい。
BL作家さんのお名前は本当に難しいっすねー
好きな作家さんなのに本当の読み方を後から知るっていうの、よくあるww