俺は――馬鹿だった
ずっと十年 必死で友達でいることしか考えなかったなんて
俺異常におまえを好きな奴なんていないのに
<あらすじ>
十年間片想いをしていた和久井保孝に、ようやく告白した陸郎だったが、親友としての時間が長すぎて、なかなか甘い雰囲気にはなれない。俺が陸郎のこと好き にならなかったら終わりだろう── 親友を失いそうで悩む保孝の気持ちなどかまわず、陸郎は積極的にアピールしていくのだが……
今年も「幾千の夜」と同時発売になりました。
2巻で終わりかと思ったらまだ続くだと!?( Д ) ゚ ゚
また次の巻が出るまでヤキモキさせられるのか・・・
ずっと好きだった親友に告白した陸郎と
親友に告白されて戸惑うヤスの物語。
親友からの告白が「裏切りだ」なんて言っていたヤスは
積極的にスキンシップをはかってくる陸郎に
怖さを感じて妙にビクビクしてしまいます。
親友同士のBLって、
「もし告白がOKじゃなかったら友達にも戻れないの?」っていう
怖さというか、葛藤がある所がイイんですよね。
友達としてはすごく好きな奴なのに
「どうして友達じゃダメなんだ?」って
苦しんだ先に選ぶ愛情とか
大好物です私!(割り箸バリーン)
「俺はずっと友達でいたいけど
告白の返事がOKじゃなかったらもう終わっちゃうんだろ?」って
ヤスが泣いて抱き合うシーンがすっごく好きでした。
しかも、陸郎は涙を見せなかったんだけど
「ポタッと頬に雨が当たる変な夢をみた」ってモノローグで
陸郎のツラさが分かるのが切なくて・・・!
ああああああああもう!ゴロゴロゴロゴロ
ヤスの葛藤も分かるんだけど
陸郎の気持ちとか、優しさとかもビシビシ伝わってきて
なんとも言えない苦しさに包まれる作品ですね。
そして、この作品の良いところは
苦しさばかりじゃないっていう所だと思う!
友情と愛情の間でぐるぐる悩み続けるだけじゃなくて
だんだん陸郎が開き直ってくるのが良いです。
(しかもちょっと変態入ってるww)
ヤスは押しに弱いっていう事なので
どんどん絆されていって欲しい所存!!
今回はベロチューがあったり
ちょっとしたエロもあったりして
初々しい反応のヤスが可愛かったです。
2巻では、恋のライバル・加藤くんの活躍が
あまり無かったのが残念ですが
3巻ではもうちょっと2人の仲をかき回してくれるといいなー。
つづきも楽しみにしてます!
エロ
★
萌えた
★★★★
切ない
★★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★★
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1. 掃除の最中ですが。
大掃除そっちのけだったサ・・・(届くの遅い)
まだラブには入ってないんですね~(ラすら。)
でも、友達でいられなくなることに怯える和久井の気持ちもわかる。
友達から恋人になるのは、簡単そうで、難しい。
一つの関係が終わるということ。得るものもあるけれど、以前とは確実に変わるということ。
だけど全て受け入れることで、やっと相手と向き合える。恋が始まれば案外、思い悩んでいたものなど、たわいもないことだったと、気づくのでしょうか。
自分に恋してくれるだろうかと、思う陸郎が、切ないですね。
3章で、結ばれてくれることを願います。
そして変態プレイしてほしいw(オイ)
>ayahitoさま
とっても焦れ焦れですが、ちゃんと考えて、悩んでいる姿がいいですよね。どちらの気持ちもすごく分かるので切ないですが3巻ではラブラブになってくれる事でしょう!
>そして変態プレイしてほしいw(オイ)
変態プレイ!!!楽しみ!!wwww