てっちゃんと手つなぐの好きだった ずっとつないでいたいって思ってた
やっとわかったんだ 手を放さなきゃいいんだって
てっちゃんが放しかけても 俺が放さなきゃいいんだって
<あらすじ>
数 年前、宙はこの世で一番大事で特別な存在だった哲弥と別れることを選んだ。守られるだけの自分から変わるために、哲弥に哲弥自身を大事にしてもらうため に。未熟な子供から大人になり、街で歩いていても哲弥に似た人をつい探してしまう。もし、もしもう一度てっちゃんと逢えたら──そんなとき、偶然ふたりは 擦れ違い!?幾つもの夜を越えたふたりの想いは……
いよいよ第3巻にして最終夜となりました!
何とも言えない痛さと哀しさと溢れていて
胸をぎゅっと掴まれたように苦しい展開でしたが
最後はとてもいい終わり方で安心した。
(表紙のラブラブっぷりがちょっと恥ずかしいくらいだぜ・・・)
お互いに想い合っているものの、
社会人になり離れ離れになった、てっちゃんと宙。
街中で偶然再会する2人でしたが
てっちゃんが何かグダグダ考えているせいで
余計にすれ違ってしまいます。
もうね、私これ読みながら
てっちゃんにイライラして仕方なかったよ!
てっちゃん一体何がしたいんだよ・・・
宙も彼女も泣かせちゃってさー!ヽ(`Д´)ノプンスカ
宙はてっちゃんの事だけを想って、
早く大人になりたいって一人で頑張ってたのに
てっちゃんは「俺が宙にできる事なんて何もないんだ・・・」
みたいな感じでスネちゃって突き放そうとしてさー
彼女と宙の間でどっちつかずでハッキリしない姿を見て
お前なんてどっちにもフラれてしまえ!と思ったわ。
(本当にそうなったら悲しいから嫌だけどww)
今回一番好きだったシーンは
てっちゃんに「頑張ったな」って頭撫でられた後に
一人になった宙が泣いちゃうシーンでした。
あのシーン苦しすぎるよ・・・(´;ω;`)
早く抱きしめてあげてよばかー!と思ったw
最後は彼女が引いてくれたお陰で
てっちゃんは本当に大事なものに気付いて
ようやく宙を迎えに行けたわけですが
さんざんすれ違っていたはずの二人は
妙にバカップルになってましたね!なにこのラブラブっぷりw
友達の前でイチャイチャとか、どっちが女役かとか
ずいぶん開き直ったものだなーと思いましたが
「俺、てっちゃんにしてもらうの好きなんだ」って
静かに微笑む宙の顔がとても幸せそうだったのが
すごく印象的でした。
まあ・・・宙が幸せならそれでいいわよ。(もはや母親の心境)
あと、他人にヤキモチを妬くてっちゃんに
「心が狭いよ 5ミリ四方しかないよ」って言う宙と
「10ミリ四方くらいはあるぞ」って答えるてっちゃんの
会話がすごく可愛らしくて好きでしたw
エロ
★★
萌えた
★★★★★
切ない
★★★★★
笑える
★★
買って良かった
★★★★★
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1. 連投ですが何か。
裏の帯、見られたらイイサ。
やっぱり、てっちゃんにイラっとさせられました~!
でもまぁ良かったかな。大事なもの、やっと分かったんだから。
欲しいものは、嘘ついてごまかして、遠回りなんかしないで、手をのばさなきゃ、手に入らない。
てっちゃんに放されても、諦めないで会いに行く宙が健気でしたね。
てっちゃんのことが好きで、女役でもしてもらうのが好きって、はっきりと言う宙が幸せそうで、良かった。
(よく男役女役ってあるけど、女役のみんなは、突っ込みたいって、思わんのかな?だって、自分の好きな男だよ)
優柔不断で、迷って見失って、それでも好きだって、最後には言える関係がいいですね。
ヤキモチ焼く、てっちゃんが可愛かったw
>ayahitoさま
てっちゃんにはイラッとしましたが、宙が頑張ってて健気で、本当に可愛いなーと思いました。
最後には幸せになってくれて良かった・・・
>女役のみんなは、突っ込みたいって、思わんのかな?
それ、私もいつも思ってるんですよ。
女役で気持ちよくなれるのは良いけど、やっぱり男だから本能的に入れたくなったりしないのかな?って。
私のリバ好きも、たぶんその辺から来てると思います。
兎にも角にも、つづきが楽しみですねー♪