・・・俺たちの勝負にまだ勝敗はついていない・・・!!
そう あの!
「どっちがどっちに突っ込むか問題」は何も解決してねえんだよ!!
<あらすじ>
20年来の親友から恋人同士となった南海と北條。だが、どちらが抱く側になるかでお互い譲らず……!?四十路リーマンのラブ・コンペティション♥
「ふたりの熱量」に収録されている「右か左か」という
短編の続編が一冊になったものです。
あのお話けっこう好きだったので嬉しい~
20年来の親友から恋人同士になった2人が
どっちが抱くのか抱かれるのかバトルするお話です。
リバっぽい描写が苦手な方は注意してくださいねー。
(実際はリバらないけど)
前作では、先にイかせた方が突っ込む側をやるという勝負で
全くの同時でドローだった2人。
BLって、身体が大きいとか、力が強いとか、チンコ大きいとか
なんとなくの基準があって受け攻めが決まっていくと思うんですけど
この2人はスペックが似ていて、
体型とかチンコのサイズとかも同じくらいなので
2人ともオレが攻だ!!と譲らないんですね。
確かにゲイでもないのにいきなり尻に挿れられるなんて
抵抗があるのも仕方ないです。
するっと入るBLも嫌いじゃないけど・・・
でも、お話の主軸はセックスの受け攻めだと思わせておいて
実際はしっかり2人の気持ちが通じ合っている所が描かれていて
ちゃんと相手を気持ちよくさせようとするサービス精神とか
当然のように舐めて、汚くないよって言うところとか
随所に「相手の事が好きなんだなー」と思える描写があって微笑ましいです。
そもそも好きじゃなければ、受け攻めでこんなに悩まないもんね。
情熱的に好きだ!好きだ!というお話ではないんだけど
一緒にいることが自然だとか一緒にいて楽だとか
ノロケたり張り合ったり、良い関係性だなと思って読みました。
そして、ジャンケンで受け攻めを決めている時に
いつも負ける事が多かった南海がようやくジャンケンで買って
下克上チャンスがやって来るんですけど
あんなに攻めたがってた南海が折れて
自ら受けに回ろうとする所に愛を感じますねー
こんなに好き同士なのに性の不一致で別れることになったら
悲しすぎますもんね!
そもそも南海は感じやすいし受けの素質あるからね!!
橋本あおいさんお得意の丁寧な愛撫描写も健在で
南海がどんどん開発されて最終的には気持ち良さそうにしてて
とっても安心でした。やっぱり南海はアナルの素質があったのだ・・・
親へのカミングアウトのくだりが
やたらアッサリだったのが拍子抜けだし
実際そんな上手く行くもんか~?と思ったりもしましたが
落ち着いた大人の恋愛でありつつ
ちゃんとエッチなお話で楽しかったです。
1. 仕事のできる受が好きすぎる件
アラフォーリーマンCPを堪能させていただいて、
ニョニョしておりました。
そー短編読んだ時に、リバ?リバなの?続きは?
って思ってたら、忘れた頃に続編キターっと(笑)
あーでも受に向かない体質って、リアルでは結構
居そうですよねー。お色気担当は南選任で諦めます
はい。親にカミングアウトの流れは「どっちも
どっち‼︎」のわかっちゃいるけど1発殴る頑固父&
フォローする母が好みでありました。
>ponnyan様
>そー短編読んだ時に、リバ?リバなの?続きは?
そうですよね。これ最初読んだ時は結論が出てなくて
結局どうなったんじゃい!と騒いだ記憶がありました。
丸く収まって(?)良かったですw
お色気担当は南選任で頑張って頂きましょう。向いてるし。