大学の寮に入る予定になっていた佐藤くんと佐東くんは
手違いで寮に入ることができず
旧寮舎に２人っきりで生活する事になりました。
ボロくて何も無くて、不安だらけの暮らしの中で
色んなトラブルを抱えながらも楽しく生活していく様子を
マッタリ見守るような作品です。


うーん･･･これはハッキリ言ってBLというカテゴリーで読むと
かなりつらいです･･･
だってまっっったく恋愛に発展してないんだもん！

高校生の男の子２人がワイワイやってるのを見て
ほほえましく思って、それで満足できる方なら良いと思うけど
私はBLには恋愛要素を求めているので
ただ仲の良い男の子を見てるだけじゃ満足できないんですよー
少しでも淡い恋心とかあれば良いんだけど
ただの日常を見せられている感じで
２冊目を読んでる時なんてほとんど頭の中に入ってきませんでした。

それに、ハイム先生の絵ちょっと変わった？
以前は繊細な絵とストーリーが大好きだったんですけど
言い方悪いけどちょっと雑に感じてしまって･･･
ギャグ漫画っぽくしたくてわざとこういう感じにしたのなら
申し訳ありませんって感じですが。

ハイム先生はがっちりむっちり系の裸体を描かれるので
今回も楽しみにしてたんだけど
まさかエロどころかキスシーンも無いとは･･･
男の子２人が「ダンナさんになってよ///」とか
「背中流してあげるね///」とか
仲良くしてる所は可愛くて良かったんですけど
もう一押しが欲しかったなー
これだとBLじゃなくて一般漫画で良かった気がする。

あと、家に幽霊的なものが出てくる描写が多いんですけど
ヘビとか白イタチとかの絵がシンプルすぎて
ギャグなのかマジなのか･･･
なんかいまいち中途半端で
どう楽しんでいいのか分からずじまいでした。

あんまり良い感想じゃなくてすみませんー
初めて日の出ハイムさん作品を読む人は
コレじゃなくて「微炭酸恋愛」とかの方をオススメします。


エロ
萌えた★
切ない★★
笑える★★★
買って良かった★