【小説感想】ナイトガーデン　一穂ミチ,竹美家らら

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2024/04/26 12:28

1. ありがとうございます！

一穂さん、読んでくださったのですね～(*´▽｀*)

私ももちろん、「ふったら～」とこちらと両方読んだのですが、どっちもよかったですよね！

一穂さんの作品はいつも感心するというか、ハッとさせられる表現や言葉づかいがとても多いんですよね。
たんに私の語彙が少ないだけかもしれませんが、登場人物たちの心の動きを、あぁ、その言葉使いますか！そうやって言い表しますか！って、いっつも唸らせられちゃいます。
さらに、出てくるワードの選択の妙、といいますか…小説家として当たり前なんでしょうけど、すごく調べられている、知識が溢れている、と感じるんですよね。
兼業作家さんだというのが信じられません！
同人活動もされてますし、ホントすごいとしか言えません。
あ、ナイトガーデンのことじゃなく、一穂ミチさんについて語ってしまった…すみません。

この両作品は、ホントに誰もが評価しているように素晴らしかったです。
ただ、怒涛のえちシーンと、女性の恐ろしさに震えたという点で、「ふったら～」のほうが印象深いかな(笑)

一穂さんのブログで、小話がアップされていて、それがまたとってもいい！ですので読まれることをお勧めします。

お勧めといえば、私の一穂作品のナンバーワンは、やはり「オールトの雲」でしょうか。
一穂作品を読み始めた頃に読んで、もうただ泣きました。
あ！悲しい話しじゃないですよ！
素敵なハッピーエンドです。
BLだけじゃなく、家族の愛とか絆とか、とても優しいお話しでした。
う～ん、年をとると親とか子供とかに弱くなるなぁ。
最近、博物館に一人で来ているおじいちゃん（見知らぬ他人)を見て、なぜか涙ぐんでしまいました←何気に失礼

＞みんち様

読みましたー！すっごく良かったです！びっくり！
こんなに小説慣れしてないのにスルスル読めたのですごいなーと思いました。（他の作家さんとかあんまり分からないので何が基準か分からないですが･･･）印象的な言葉とかシーンが多いですよね。

>兼業作家さんだというのが信じられません！

まじすか･･･すごいなＢＬ小説業界･･･
同人活動はたまにチラチラ噂は聞くので興味あります～

>「ふったら～」のほうが印象深いかな(笑)

そうですね。どちらかというと私もそうです！
小説ってめったに読み返す機会ないと思ってたけどこれは読み返すこと多そう。

>一穂さんのブログ

そっか～皆さんブログとかもチェックされてるんですね。私も読んでみます＼(^o^)／

>「オールトの雲」

おｋ！今度暇なときに読んでみますね！
お年寄りとか見るだけで涙ぐんでしまうの分かりますよ！ｗ私も最近めっきり涙もろくて･･･（；^ω^）

2. はじめまして!!

いっつも新刊購入の参考にさせていただいています。的確なレビュー、信頼しています!!

一穂ミチさんならば、ぜひとも「ステノグラフィカ」を!!読んでいただきたいです!!

＞ajyaran様

コメントありがとうございます！嬉しい＼(^o^)／
信頼してくださっているとは･･･ありがとうありがとう(´；ω；｀)

>「ステノグラフィカ」

おｋ！メモりました！
ちょっとずつ読んでいきたいと思ってますー＾＾

3. 無題

ちはちは。
久しぶりに覗いたら・・・
あらあら。小説読まれるようになりましたか？（ビックリ）
いっぱいイイのあるよ～
「お菓子の家」買ったのですね。これほんといいです。スピンオフなんですが、これだけ読んでも心に沁みます。凪良さんのはどれも外れないので、楽しんでくらさい。
あと機会があれば「交渉人シリーズ」を。
ほんと楽しい本なので＾＾
一穂さんの私も割りと好きです。
高遠さんとか、英田さんとか、松雪さんとか、六青さんとかもおススメ～

>ちぃ姉さま

そうなんですよー、暇な時にちょっとずつ読む程度ですけど楽しいですね！
小説まったく分からないので、これから良い作品いっぱい開拓できそうで嬉しい☆

>「お菓子の家」

これ、まさに今読んでます( • ̀ω•́ )✧
スピンオフだったのか〜あとで元の作品も調べてみよう！
交渉人シリーズは本当に人気みたいですね。楽しみだなぁ

>高遠さんとか、英田さんとか、松雪さんとか、六青さんとかもおススメ～

よし、メモっときます！

4. 無題

タカジョウさんが小説のお話をしている！しかも一穂さん！！（興奮！）

私もBLは漫画の方が好きなんですが、一穂さんについては特別枠なおひとりでして。
電子書籍で配信されたもののみですが、たぶん制覇出来てるはず…どれも読み出したら止まらなくて徹夜状態…。
あぁぁ、隠れ腐でなければちゃんと紙で買いたい作品ばかりです。

タカジョウさんもおっしゃってますが、読んでると頭の中にその景色が浮かぶんです。これ、作家さんとの相性なのかもしれないんですが、読解力乏しい私にはけっこう大事なことで。一穂さんは小説のハードルを下げてくれた方です。

ふったらどしゃぶりもナイトガーデンも、一穂さんがご自身のブログでちょこっと後日談もかいてくださってるんですが、それがまた好きです。

もし気が向いたら新聞社シリーズの方も是非！

>umecho様

おお〜、一穂さんファンですか！
なんか皆いっぱいオススメ教えてくれるので助かります。新聞社シリーズと・・・_φ(･_･メモメモ

>隠れ腐でなければちゃんと紙で買いたい作品ばかりです。

私もとりあえず電子から買ってみました。
ほんと読みやすくて情景が浮かんでくるので泣いたり萌えたり大変でしたよー！

>ご自身のブログでちょこっと後日談

ガタッ！読まねば！

5. >拍手コメントありがとうございます

はじめまして、初（？）の小説感想が一穂さんでニヤニヤしてしまいました〜とコメント頂いた方。
お名前無かったので名無しで失礼します。初コメントありがとうございます〜(^ω^三^ω^)

いっぱいオススメ頂き嬉しいです！シュガーギルドね、買います！
街の灯ひとつはもう買ってるので読むの楽しみ！これもスピンがあるんですねー。楽しみなのが多いなぁ(^q^)
藍より甘くも買いました！！
新聞社シリーズ、オススメされる方が多いので人気なんですね。読みたいのいっぱいあって嬉しい悲鳴！ww
ありがとうございますっ！

6. >kiki様（拍手コメ返信）

いやー、ヤンデレでしたね！ヤンデレ万歳＼(^o^)／
ふったら〜を読んですぐコチラも読めて良かったです。この2人の関係性すごく萌えました。

同人誌も気になりますねー
漫画も相当な沼ですけど、BL小説もかなりの沼だなと思いましたww読みたい本多すぎ・・・

7. はじめまして

はじめまして。豆と申します。
いつも拝見させて頂いてるのですが初コメントになります。
小説珍しいなぁ、と思ったらタイムリーで私が最近はまった作家さんだったので送らせて頂きました。

おすすめは他の方が沢山してらっしゃるので一冊に控えて…一冊だけさせてください(^^;;
【雪よ林檎の香のごとく】デビュー作です。ゆるゆるに見えて過去ありの先生と気が強くて優しい生徒の話です。本編ちょっとシリアスなんですが、小話がとてもかわいくて…！
一穂さんペーパーやおまけや同人誌色々出していて、結構探しにくいんですが【波止場まで一マイル→http://plais.hatenablog.com/entry/ichiho-list】というブログがとても分かりやすいかと思います。作品ごとに分かれていて、一穂さんのサイトとリンクしています！

あと、崎谷はるひさんご存知ですか？この方Hシーンが濃厚で（笑）
小椋ムクさんの不機嫌シリーズ、ねこ田米蔵さんの信号機シリーズとか面白いです。薄くてエロいのはチョコレート密度という作品です( ´ ▽ ` )

それから、秀良子さんですがBLは【STAYGOLD】をgateauで連載しているようです。一月号以来載っていないのが気がかりですが…年下攻めですよ♪

直近は下衆BLかと！レビュー楽しみにしています（笑）
おげれつたなかさんはデビュー前ブログ時代から知っていたので、タカジョウさんのブログで触れられていてなんだか嬉しかったです。

長文失礼しました。
今後もレビュー楽しみにしています！

＞豆さま

初めまして！コメントありがとうございます！いつも読んで頂けて嬉しいです～＞＜
なかなか小説の記事書かないんですけど、見つけてくださってありがとうございますｗ

>【雪よ林檎の香のごとく】

これ、一応BLCDでは聴いてるんですけどだいぶ昔だから忘れてる～(；´Д｀)
一穂さんの作品はどんどん読んで行こうかなと思っていますので、今度購入しますねー。

>ペーパーやおまけや同人誌

うわ、何ですかこのサイト！すっごく分かりやすく情報が整理されてますね！さっそく短編とかちょろっと読みに行きましたけど便利～
これから活用させて頂きますｗ

>崎谷はるひさん

私、BLCDなら結構聴いているので崎谷さんは不機嫌シリーズも信号機シリーズもCD出てる分なら存じ上げております！
チョコレート密度は出てないんですよね～エロいの大好きだから崎谷さんもチェックしておきますね！ｗ

>秀良子さん

えっ、gateauでまだ連載していたのですか！
でも一月以来載ってないって心配ですね～。gateauさんはガラッとイメチェンしてしまったので何となく秀良子さんっぽい雰囲気ではなくなったなーと思っているので今後どうなるのか気になっています。STAYGOLDとやらも早く･･･コミックス出て欲しい･･･年下攻！！！

>おげれつたなかさん

今、新人BL作家さんでも下積みが長かったりするのでクオリティ高くてびっくりします！おげれつたなかさんはずっと人気あるのですね～次回作も楽しみにしてますよ！＾＾

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【小説感想】ナイトガーデン　一穂ミチ,竹美家らら

いいんだ、今は。ここにいてくれるだけでいい
――ほかの人の話、しないで

ナイトガーデン
(フルール文庫ブルーライン)
一穂ミチ竹美家らら

KADOKAWA/メディアファクトリー 2014-07-12
オススメ度★★★★★
試し読みはこちら

＜あらすじ＞
静かな山の中で祖父と暮らす石蕗柊のもとに、祖父の昔の教え子だという男・藤澤和章が訪ねてくる。このまま一生山を出ずに生きていく、そう思っていた自分はなんて狭い世界しか知らなかったんだろう……生まれてはじめて触れた人の肌の熱さに和章への想いを自覚する柊。だが彼の瞳はいつも柊ではない“誰か”を見ていた……。「ふったらどしゃぶりWhen it rains, it pours」から一年、消えない傷を抱えた和章の愛と再生の物語。

という訳で「ふったらどしゃぶり」のスピンオフが
あるということを知って光の速さで買った一冊。
和章のその後が書かれている作品です。
正直、和章ってあまり共感できないキャラだったし
全く他人に興味ないっぽい人だったので
幸せになれるんだろうか？って思ったんですが
こちらもすごく良いお話でした。
わりと最近出たばかりの作品だったんですね。
また夢中で一気に読み終わってしまった･･･（どうした私）

一人になって、仕事も手につかなくなり
無気力な毎日を送っている和章は
かつての恩師の家で書斎整理のバイトを始めます。
そこの孫である柊と出会うんですが
これがまた全然正反対のキャラクターでね、
この２人が本当に
ラブラブチュッチュするんですか？と
信じられない気持ちでいっぱいでしたよ！

人や物に全く執着しない、
植物を見てもキレイと思わない和章は
書斎で淡々と作業をするだけの毎日でしたが
世間から隔離されたような山奥の屋敷で
マイペースな柊とじいちゃんと一緒に過ごすことで
人間らしさを取り戻していくんですね。

和章は自分をしっかり持っている人なので
あまり他人から影響を受けないと思っていたのですが
じいちゃんが亡くなってしまう事で物語が一気に動きます。

何より、初めて「キレイ」という感情を持ったのが
柊の髪の色だったっていうのがステキなんですよ！
そこから初めてのキス、初めてのエッチに移る
一連の流れがステキすぎてギャー！ってなりました。
なぜか２人とも焦っていて
もっと近くもっと深くと、もどかしさを感じて
めちゃくちゃに求め合ってる描写が
たまらないです。

その後、和章の過去を知るシーンがあったりして
けっこう闇が深くて胸が痛みます。
前作では和章の言ってる事あんまり理解できなかったけど
あれは本当に和章の片想いだったんだなって
このお話を読んで初めて気付けますね。
幸せになれて良かったねぇ整も２人も。

それにしても一穂ミチ先生の作品って
ちょっとした小道具が印象的ですよね。
お葬式のときの金平糖だったり
手に刺さった棘を抜くシーンだったり
「Einmalistkeinmal」であったり。
この作品でも雨が効果的に使われていますし
ひとつひとつの描写が丁寧なので想像しやすくて
とても読みやすかったです。
一穂ミチさんの作品、もっと色々読んでみようかなー

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