＜あらすじ＞
父の代理として女装の美月の前に現れたのは有能な若き弁護士の波多野。美月が男としてバイトする料理店の常連客で、なんと美月に気のある野心家なゲイ!!波多野の素顔を知る美月は、警戒と反発を募らせて･･･。清楚で可憐な大和撫子は、難攻不落なオトコのコ!?クラシカルな甘さが香る、現代版とりかえばや物語




身体は男性なのに戸籍は女性、
昼間は女性として家を守り、夜は男性として料理店で働くという
二重生活を送るストーリーですが
色々疑問は多いです。


そもそも女の子として戸籍登録できるもんなの？？
病院とかどうすんの？？
ヅラかぶっただけで女の子に見えるもんなの？？
ヒゲとかどうしてるん？？
「人の顔は忘れない」と言う波多野さんが
いつまでも気づかないのはおかしくないか？？

などなど、挙げればキリが無いのですが
その辺は華麗にスルーしましょうｗ
そうすれば素直に楽しめます。


原作が鹿住槙さんだという事で買ってみましたが
ストーリーの面白さは勿論、
夏乃あゆみさんの絵が美しくて
スラスラと読めました。
ファンになってしまいそう･･･！


ゲイの弁護士、波多野は
（女の）美月と偽装結婚しようと企みますが
そのあまりの美しさに本気で惹かれるようになります。

そして、初めは「嫌な奴！」と思っていた瑞樹は
波多野の気持ちに知るにつれ
「女の」美月に嫉妬するように。
女の姿、男の姿、それぞれで波多野の本音と建前を聞く瑞樹の
揺れ動く心が･･･

なんかもう、すっごく萌えました！
とにかく女の美月が美しいし
男の瑞樹も可愛いんですよー。
BLで女装モノって邪道だという先入観があったんですが
これは良い女装。


それに、女の美月は着物を着ているのですが
それがまたすごく美しくて
浮世離れしている姿とはうらはらに

男の姿の時は料理店でいそいそバイトしているという
カジュアルさとのギャップがまた良し。


いつ男である事がバレるのか？という
ハラハラ感も読んでいて楽しいです。


そして瑞樹が自分の気持ちに気づいた瞬間の
ボロ泣きが可愛くて萌えた。
ああぁぁぁ可愛いよぅ！（じたばた）


ひとつ不満があるとすれば
エロが無かった事でしょうか。（またそれか）

元々、夏乃あゆみさんの漫画って
基本的にエロがあんまり無いみたいなんですけど
キスシーンだけじゃなくてもうちょっと踏み込んで欲しいなー

せっかく着物で押し倒されるシーンがあったのに
なんて勿体無い。（着物プレイ大好き人間）

この作品はキスシーンが2回あるのみですが
それだけでもかなり萌えたので
もうちょっとエロがあれば
萌えすぎて暴れていたかもしれない。



エロ★
萌えた★★★★
切ない★★★★
笑える★
買って良かった★★★★★


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